社員インタビュー


BCラボに惹かれた理由や決め手

専門学校を卒業した当時は、自分の強みや将来のキャリアについて明確なビジョンを持てていませんでした。そんな中で、「いつか挑戦してみたい」と思っていたバイオ分野に関われるチャンスがあると知り、強く惹かれてBCラボへの入社を決意しました。
入社後に携われる業務の幅も広く、一つの職種に縛られずさまざまな経験ができる環境は、自分の適性や興味を模索していた当時の私にとって大きな魅力でした。
福利厚生の中では、特に寮制度がありがたく、家探しの手間が省けたことで、スムーズに新生活を始めることができました。いくつか他の企業も受けましたが、最終的にこの会社を選んだのは、採用時に対応してくださった社員の方々の印象が非常に良く、「ここでなら頑張れそう」と自然に思えたからです。人との出会いが、自分の決断に自信を持たせてくれたと感じています。
入社してよかったと感じること

入社して良かったと感じるのは、これまで知らなかったさまざまな仕事に触れられたことです。医薬品が市場に出るまでには中間検査や安定性試験など多くの工程があり、現場でその重要性を学べたのは大きな経験でした。現在は抗体医薬品に関わる業務に携わっており、高い専門性が求められる中で自分が挑戦できていることにやりがいを感じています。 配属先ごとに新しいことを学びながら、少しずつできることが増えていく過程は楽しく、自分の成長を実感できる点も魅力です。日々の業務に変化があり、飽きることなく前向きに取り組める環境が、自分の性格にも合っていると感じています。
入社後のキャリアの歩み方は?

入社当初は品質管理業務からキャリアをスタートし、「やらせてもらえることには何でも挑戦したい」という前向きな気持ちで、与えられた業務に一つひとつ真摯に取り組んできました。その後、ご縁があって開発業務にも携わるようになり、手分析や前処理などの基礎作業から経験を積み始めました。
次の配属先では、走査型電子顕微鏡(SEM)の操作を担当し、さらに他の分析装置の点検や書類作成などにも関わることで、実務の幅を広げながら着実にスキルを高めてきました。これらの経験を通じて、分析・開発業務の面白さや自身の成長を強く実感しています。
現在は、受託試験会社にてHPLCを用いた抗体医薬品の分析に携わっており、機器の予約・準備からデータ整理、洗浄・メンテナンスまで、一連の作業を自分でスケジューリングしながら丁寧に対応しています。高い品質と正確性が求められる環境の中、自律的に業務に取り組み、着実にスキルを磨き続けています。
成長を感じるポイントや今後のキャリアについて

以前できなかったことができるようになったり、聞いたことのある内容に再び触れて「知ってる!」と思える瞬間に、自分の成長を実感します。そうした積み重ねが知識となり、新しい配属先でも理解できることが増えていくのが嬉しいです。
今後は異動を通じてさらに経験を広げ、医薬品関連の知識や複雑な分析手法にも挑戦していきたいです。最近はCADの操作も学び始めており、電気泳動など他分野のスキル習得にも意欲的に取り組んでいます。
最後に入社してくる方に向けてメッセージを

ぼんやりとした目標しか持っていなかったり、まだ明確な目標が見つかっていない方こそ、BCラボという環境の中で少しずつ自分の目標を見つけていくのは、とても有意義なことだと思います。
実際に働いてみると、「これをやってみたい」「こういうことが自分に向いているかもしれない」と気づく瞬間が多くあります。日々の業務を通して新しいことに触れたり、初めての経験を重ねる中で、自分の興味や得意分野が自然と見えてくるものです。
だからこそ、最初から明確な目標がなくても、まずは一歩踏み出してみることに大きな意味があると思います。BCラボには、そうした前向きなチャレンジを応援してくれる風土があり、自分の可能性を広げられる環境が整っています。
